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シックカー問題をアメリカで議論するしました。NEW!2006.12.11
シックカー問題コラム「新車開発には健康性能を!」追加しました。NEW!2006.12.08
シックカーをテーマにした書籍は世界で初めて登場!


シックカーって何?

シックカーについて、最近質問が多いので、これから1ヶ月間時間をかけて紹介していこう。
まず、グーグルやヤフーなどの検索エンジンで『シックカー』を調べると、笑えることだが、 シックカーは、何故だか?クラシックカーを探していることが多い。

そこで、まずは、シックカーの本題に入る前にクラシックカーについて少し紹介していこう。下記の車はクラシックカーとは正反対の最新デザイン・高性能のスポーツカー、ポルシェ。誰もが憧れる車だが、シックカー問題はこの外観や性能とは関係なく起きている!
さて、シックカーとはなんだろう?  


●シックカーって何?

●シックカー、って何?その2

●世界初!シックカー問題を提言した中野博

●夏はシックカーがすごい!

●シックカーとは何か?シックカーの定義

●シックカー問題を考える

●シックカーと熱中症の合併現象での幼児死亡事件!

●シックカーの原因とは?@

●シックカーの原因とは?A

●シックカー対策。シックカーの原因とは?B

●シックカー問題、アメリカでは?

●新車、シックカーのテーマもそろそろ。。。

●新車の臭いは毒ガスのシグナル?

●新車が危ない、シックカーの恐怖を提言した世界初!

●新車が危ない、シックカーの恐怖。今は中古車で。

●新車問題、中野博が世界で初のシックカーの本

●シックカー対策は来年の大きなテーマ

●シックカーは新車を売る営業マンの救世主         

●新車開発には健康性能を!NEW!

●シックカー問題をアメリカで議論する NEW!





シックカーって何?


シックカーについて、最近質問が多いので、これから1ヶ月間時間をかけて紹介していこう。
まず、グーグルやヤフーなどの検索エンジンで『シックカー』を調べると、笑えることだが、 シックカーは、何故だか?クラシックカーを探していることが多い。

そこで、まずは、シックカーの本題に入る前にクラシックカーについて少し紹介していこう。下記の車はクラシックカーとは正反対の最新デザイン・高性能のスポーツカー、ポルシェ。誰もが憧れる車だが、シックカー問題はこの外観や性能とは関係なく起きている!
さて、シックカーとはなんだろう?



シックカー、って何?その2



シックカーを検索してみると、もちろんクラシックカーがかなり多く出てくるので、
せっかくだからワルノリしてクラシックカーの写真を紹介しちゃおう。

 この時代の車には、いわゆるシックカー症候群と言うものは騒がれていなかったし、シックカーの原因物質も極めて少なかったよね。
  え?シックカーの原因物質?
と初めて聞いた方には何が何だかわからないでしょう。
  詳しくは、私が2000年に書いた本に出ているよ。
中野博の書籍PR【あなたの周りの空気が危ない!】(2001年10月発売)



世界初!シックカー問題を提言した中野博


シックカーに関する書籍はまだどこにも見当たらない。素朴な疑問が10年前(1996年)からあった。
1995年より、環境にやさしく健康にも安全な住宅(戸建て・マンション)や各種の商品を提言し始めていた中野博としては、慣れ親しんでいた自動車業界の健康配慮が特に気になっていた。
当時、住宅業界はシックハウス対策をどうするかが大きな問題点となっていた時期だけに、ガリバーである自動車産業界が室内空気品質(Indoor Air Quality)問題に沈黙していたことが不思議であった。
私は、当時住宅業界を正しい方向に持っていく事に全力を挙げていたために自動車業界への提言まではしていなかった。しかし、住宅業界でのシックハウス対策が大詰めを迎えて法律改正を行うことが明確になってきた2000年に再度自動車業界をいろんな角度で取材調査を行った。
  もちろん、期待をしていただけに落胆は大きかった。何らの解決案すらないのだから。
やはり、ここは【筆の力】を使うしか刺激を与えることはできないのか?!と迷ったが、あえて私、中野博は「シックハウス」関連の書籍の中に「シックカー」問題についても研究および調査をしてきて判明している事実を少しだけではあるが、書籍で紹介した。
  そう、それが実は大きな影響を今に与えることになった!
その書籍こそが『あなたの周りの空気が危ない!』(宝島社)と『シックハウスよ、さようなら』(TBSブリタニカ@現在阪急コミュニケーション)なのである。
2冊とも私の書いた本であり、2001年に出版されてる。実は、これこそがシックカー問題を指摘した世界で初めての書籍なのである。



夏はシックカーがすごい!


これだけ暑くなってくると、間違いなく100%の方が自動車に乗るとき、あのムワーとする自動車の内部の臭いや暑い空気を感じることだろう。 特に今のように、外気温度が30度を超える状態であれば自動車のダッシュボードはおおむね70度を超え、太陽にさらされていれば(つまり屋外駐車)間違いなく80度を超えてる。
  こうなると、室内は暑いわ、臭いわで大変だよね。
くれぐれも幼児を置き去りにしないで欲しい。シックカーと熱中症で毎年数人以上の幼児がなくなっているから。
  かならず、子供はいっしょにでかけてくださいね


シックカーとは何か?シックカーの定義


シックカーとは、そもそも何なのか?

親愛なる私のファンの方から質問がきましたので、お答えしましょう。

"シックカーと言うのは、自動車の室内に使用されている材料(内装材)に使用・もしくは含まれている揮発性有機化合物(VOC)が自動車内にいる人間に対して、健康上問題ある状態にする、もしくは一時的に健康上被害を加えることを言うのです。"

 これは、私が2001年の書籍「あなたの周りの空気が危ない!」(宝島社)の中で勝手に紹介している文章です。

簡単に言えば、自動車室内の空気が私たちの健康に対して多大な悪い影響を与えていることなのであり、これは自動車室内の部品あるいは素材を替えることや、換気性能などをさらに高めることが必要なのです。

この理屈は、シックハウス問題、シックビルディング問題、シックスクール、シックオフィスと共通点であるからこそ、私は1995年の健康・環境住宅を提言する際に、同時にこのシックカー問題を指摘していたのです。

出版社の許可が出たので、ようやく2001年にすべての室内に使用されている材料や素材を見直す必要があり、それこそが健康性能を高めることを指摘したのが、前著なのです。

 私がこの夏から、あえてブログを通じてシックカー問題を説き始めたのは、大きな理由があります。

その理由は夏の炎天下に、3歳未満の幼時が自動車室内に置き去りにされると、高い確率で死亡もしくは大事になるからなのです。

 「赤ちゃんがせっかく寝付いたのだから」とか「少しくらい大丈夫だよね。」などど勝手に自動車を信用しないでください。
  自動車の室内空気は、凶器になりうるのです!特に夏の炎天下では。



シックカー問題を考える


シックカー症候群が交通事故を引き起こす!?
  「エンジンを回し発車する前に、すでにあなたの自動車室内には危険がいっぱいだ!」

こんな事を聞いたらあなたは何が危険だと思うだろうか?
  実は、私は住宅分野で数々の室内空気品質(IAQ: Indoor Air Quality)の問題を10年ほど前より提起し続け、これに関する書籍を10冊書いてきた。もしかしたら、あなたは「シックハウス」と言う言葉を聞いたことがあるかもしれない。
  初めてという方も、まだまだ日本では多いと思う。このシックハウスと言うものはとても身近な危険な問題なので、シックカー問題同様に理解を深めて欲しい。
  なぜならば、まさに、あなたが生活している住まいにひそむ危険な問題なのだから。住宅に使われている数々の材料にはあなたの健康を危険な状態にする無数の有害化学物質が使われている、これが原因で起きる症状が、シックハウス症候群なのだ。
  住宅業界では、今では多くの住宅会社が有害な化学物質を極力使わないようにしよう、と努力をしてきたために、少しずつ効果が出てきて、3年前よりも新築住宅に関しては安全性が高まってきた。
  しかし、自動車はどうだろう?
  あなたの車の室内は安全と言い切れるだろうか?
ちょうど1年前に自動車工業会は2007年モデルの新車より、住宅業界にならって、自動車に使われる有害な化学物質を極力使わないようにしようとのガイドラインを発表した(厚生労働省の基準に従う形です)。と言うことは、現在の新車はどれも有害な化学物質が使われていると言うことを市民に宣言したことになる。
シックカー症候群の現象としては、「くしゃみがよく出る」「なんとなく鼻がつんとする」「頭が痛くなる」「運転中やけに眠くなる」「無性に飛ばしたくなるほどイライラする」『ハンドルを握ると性格が変わる』などが主な諸症状です。
こうした諸症状が出るのは、自動車室内の有害化学物質があなたの神経を犯しているからなんです。
この結果、睡魔が襲う、切れやすくなりスピードを異常にあげてしまう、道路上で無理な割り込みをする、他人を必要以上にあおり暴走する、など数々の危険な行為につながり、結果として交通事故という悲劇が後を絶たないのです。
シックカーの問題はこれだけではありません。
ただ乗っているだけでも、次の実話のように殺人の凶器にもなってしまうのです。


シックカーと熱中症の合併現象での幼児死亡事件!


シックカーに加えて熱中症による自動車内幼児死亡事件

今年の夏も、またもや親がパチンコに夢中になるあまり、置き去りにされた乳幼児が自動車室内で死亡するという事故が起こった。

 各種の新聞では、「午後2時半ごろ、○○市立病院から救急車で運ばれてきた幼児が死亡したと○○署に通報があり、同署によると幼児は同市在住の塗装工Aさん(29)の長男(1 )で、死因は熱射病」とし、また詳しい事情については「同署の調べによると、Aさんと妻(23)は同日午前11時ごろ、同市のスーパー前に車を止めて買い物をした後、長男を残したまま近くのパチンコ店に入店。約2時間半後の午後1時半に車に戻った際に長男の異変に気づき、あわてて病院に運んだらしい。また○○気象台によると、○○市内の日中の最高気温は28.7度だった」と報じている。

 この数年間、自動車乗車中の子供の死傷事故が急増してきている。警察庁調べでは、一年間に約10,000人の乳幼児が死傷した。これは10年前の2倍にのぼる。特に、4歳未満の死亡の内、半分近くがこの自動車室内での死亡と言う報告もでているくらいだ。パチンコ中の幼児死亡事故やサンルーフ首出し事故に共通している点は,親の危険意識の低さ以外にはありえない。
  「このぐらいなら大丈夫」という根拠のない判断、大人基準で考え幼児の基準で考えない事が死に至らしめる事になると言う事実。夏の屋外駐車場では、たとえ外気の温度が30度ほどであっても車中の平均温度は60度にもなることはまれではない。
  このとき、単なる温度の上昇、酸素の欠乏のみならずまだ死に至らしめる理由があるのではなかろうか。つまり、熱中症や酸欠のみならず、シックカーであるがゆえに、車の内装に使用されている数多くの有害化学物質が、温度の上昇とともにいっきょに揮発してくるためだと多くの実験データによりわかってきた。
新築同様に、新車に乗るときに香るあのいやな臭いはあきらかにホルムアルデヒドやスチレンなど数多くの有害化学物質が揮発している証拠なのである。低温ではそれほど気がつかないかもしれないが、高温になればいやでもあの新車の香りがするのは、何を意味するのか。

 炎天下の自動車のハンドルはもてないほど熱くなっているが、同時に少量のガスの発生などで、社内のIAQ(Indoor Air Quality 室内空気質)はかなり悪くなっていると考えられる。



シックカーの原因とは?@


自動車の安全性とは何か?
大半の人々は自動車の安全性と考えたとき、シートベルト、エアーバッグ等のものを挙げると思うが、自動車はエンジンをかける前からすでに運転者や同乗者に隠れた危険を及ぼしているのである。 シートクッションや肘掛、フロア―カバーそしてプラスティックパーツなどには化学薬品が使われ、有害なほこりやチリとなり人体に重大な危害となっているのだから。
自動車という商品は、走る・止まるが基本性能であり、走るためや止まるための技術開発はこの10数年間で目まぐるしく発展を遂げたと断言できる。何をおいても重要なのは安全性である。高い安全性が保たれた上で、省エネルギー性(環境配慮・経済性配慮)や耐久性などに重点が置かれている。しかし、自動車は快適な居住性も同時に追求しているはずである。
ここで言う、居住性とは当然のことながら、室内で過ごすすべての快適性がテーマとなる。通常、自動車のパンフレットには居住性については、すわり心地、乗り心地(振動面など)や温度や湿度のコントロールによる温熱環境などがテーマである。(つづく)




シックカーの原因とは?A


シックカーの原因については、さまざまな要因があり、一言では言えないものである。
私は、シックカーの原因究明や取材をこれまで何年間にわたり行ってきた。そうした調査を経て気がついたことだが、室内の空気品質(IAQ)については、世界のすべての自動車のパンフレットやカタログをチェックしてみたが、どこの自動車メーカーのどの車種も詳細データなども加えてのアピールは現時点ではなされていないのである。

 

自動車の安全性とは何か?

  自動車の安全性については、足回りやエアーバッグなどの緊急時の話が中心になると思う。もちろん、当然である。しかし、シックカーを考える私のテーマでは、あえてその重要なテーマは割愛し、室内空気品質(IAQ)のみに限定して話を展開する。なぜならば、それこそが世界の自動車業界が今後克服すべき重要課題であるからだ。

 この大問題こそが、シックカーのメインテーマである。

 さて、室内空気品質(IAQ)の視点から述べると、まず最初に指摘できるのが、自動車室内で使用されている数多くの有害化学物質が人間に与える健康上の被害の問題である。
自動車の内装材には塩化ビニール樹脂はじめ、フェノール樹脂、二液性湿式接着剤などや、高級車によく使われる皮シートにはアルデヒド化合物(ホルマリンなど)により、柔らかくされている。さらには、塩基性硫酸クロム、塩基性硫酸ジルコニウムなどにいたるまで、あまりにも多くの有害化学物質が大量に使用されているのが現状だ。

べて、大量生産かつ見栄え上のデザイン競争から起きたものである。室内空気の安全性、つまり人間への健康性への配慮は欠落していたはずである。
  走る・止まるの安全性能は各種のテクノロジーの発展により、素晴らしいかもしれないが、肝心の運転者自身の健康に対する安全性は犠牲となっている。だからこそ、新車の段階から3年いや場合によっては5年目であっても自動車室内の有害な化学物質による汚染濃度は高いのだ。
  この臭いがいやなため、ドライバーたちはさらに危険なことを冒してしまっている。それが、芳香剤、消臭剤の車内持込である。これは、毒に対して毒で臭いをごまかしているだけで、2重に危険になっていると言う事実を読み進めながら知っていただきたい。(つづく)


シックカー対策。シックカーの原因とは?B


  シックカー問題をどうするか?につき、自動車業界は動き始めている!

日本自動車工業会は2005年2月14日、頭痛やめまいが起きる化学物質過敏症「シックハウス症候群」の一因とされるホルムアルデヒドやトルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)について、自動車内の濃度を低減する取り組みを始めると発表した。

VOCの車内濃度などに一定の基準を設け、07年度から国内で生産、販売する新型乗用車に適用。08年度以降はトラックなど商用車にも取り組みを広げる。単独メーカーとしてはボルボやダイムラーが取り組み始めているが、自動車業界が一体となってVOC低減に取り組む「シックカー」対策は確かに、世界初と言える。

 今回のテーマであるVOCは、新築や改装直後の住宅、ビルなどで鼻やのどに刺激を感じる体調不良を引き起こすシックハウス症候群の原因物質であり、厚生労働省が13物質について室内濃度の指針を定めて、低減活動を進めている。
自動車でもシートやダッシュボード、内張りなどに使用される接着剤などが原因で「不快に感じた」というユーザーの声が自工会に寄せられてきたため、自工会は自主的に接着剤や塗料に含まれる溶剤の水性化などを推進して、車内のVOC濃度が厚労省の指針を下回る濃度になるよう業界全体で目指すことにしたと言う。
具体的には、「車室内VOC試験方法」を策定し、ドア、窓を密閉した車内でホルムアルデヒドの濃度を測定するほか、トルエンはエアコンを作動させた状態での濃度を測定するなど統一の指針を設けた。トラックについては、商用車用の基準を今年度中にまとめて08年度以降からの適用を目指す、としている。
  しかし、これで安心してはいけない、実はシックカーの原因物質は自工会が自主的に削減を目指す13物質だけではない。むしろ、この厚生労働省の基準くらいなら早期に実現は可能となるはずだ。
  シックカー問題は、深くて対応が難しい反面、ドライバーの選択や行動いかんによっては、大幅に提言したり、なくす事だってできる。なぜならば、新車ではなく中古車を選び、乗り時間を短くし、窓をあけて走れば(地域にもよるが)、シックカー症候群にはならなくてすむのだから。

 しかし、自動車業界としては、新車が売れないとビジネスにならないので、新車の開発段階から真剣に「元からなくす」対応をしてくれるであろうし、そうでなくてはこのシックカーの怖さを知ったドライバーは新車を選ばなくなるが、シックカー対応した新車のみが売れるようになる可能性すらある。日本の自動車業界の各社は底力があるので、今後は工業会がとりあえず発表したレベルに甘んずることなく、ドライバーの健康と安全運転を室内空気の向上により担保できるようにカイゼンをして欲しい。



シックカー問題、アメリカでは?


  シックカーの問題は、アメリカ社会では南西部、西海岸、東海岸では大きな問題になってきたようです。これは今年から特に専門家に注目を集めてきたようで、やはり各種の環境団体や環境機関、保健衛生機関らが次々と声明文を出してきたことが大きい。
  特に、EPA(日本で言う環境庁)は1980年代のシックビルディング問題(日本ではシックハウス)以降の大きなテーマであり、車社会のアメリカでは深刻な問題である。それだけにマスコミ各社も報道には慎重であるが、ネット社会を自ら作り上げてきたアメリカでは、マスコミはなくてもネット上の配信番組が無数にあり、ユーザーはさまざまな情報源によりシックカー問題を意識し始めている。

 これに対して、自動車メーカー各社は決定的な対策がないだけに、コメントは避けている。一部の自動メーカーでは慎重なしかも限定的な発言を広報を通じてしている程度。

 今後、自動車メーカーは「シックカー対策の有無」つまりは自動車室内の「健康性能」も大きな販売の命運を握ることになるであろう、と私はさまざまな取材を通じて感じている。

 以上アメリカでの取材経過でした。



新車、シックカーのテーマもそろそろ。。。


最近講演会の依頼は、室内の空気品質問題とか、室内の空気をいかにきれいするか?などというテーマが多くなってきた。さらには、カビやダニ問題もマイナーだけど、講演会のテーマとしては、人気が高い。
ところで、住宅業界向けの講演会に最近では、自動車の室内空気問題の話もさせていただいている。
  住宅問題は、一瞬の問題意識だけど、自動車って多くの方にとっては、毎日気になるし、情報に敏感だよね。

その自動車の室内空気って?危ないんじゃないの、っていうテーマを昔、『あなたの周りの空気が危ない!』(宝島社)で書いたけど、その本は以外にも自動車業界では隠れたバイブルらしくて、最近はシックカー対策というテーマが研究されているんだよね。 このテーマを少し伝えていこう。



新車の臭いは毒ガスのシグナル?


シックカー、シックハウス、シックスクールと何でもシックをつけての造語をこれまで作ってきたが、いよいよシックカー対策が来年の大きな目玉になる。私はこのテーマはすでに6年余り前より問題提起をしてきたが、日本だけでなく欧米の自動車メーカーではこのシックカー、つまり自動車室内で揮発するVOC問題つまり、新車と人間の健康問題の関係が大きな議論を呼ぶ時代が幕開けとなる。

今日も富山で開催された講演会でこの点、少し紹介したが、初めて聞く方にとっては、驚くことばかりであろう、しかし、住宅業界人にとっては、ようやく自動車の問題が議論されてきたか、と思いこそすれ、驚きはしないであろう。

なぜならば、この5−6年間、住宅業界ではシックハウス対策に大いに努力をしてきたからだ。
さーいよいよ、自動車業界のカイゼン力が問われる時代がやってきた。


新車が危ない、シックカーの恐怖を提言した世界初!


シックカーに関する書籍はまだどこにも見当たらない。素朴な疑問が10年前(1996年)からあった。1995年より、環境にやさしく健康にも安全な住宅(戸建て・マンション)や各種の商品を提言し始めていた中野博としては、慣れ親しんでいた自動車業界の健康配慮が特に気になっていた。
  当時、住宅業界はシックハウス対策をどうするかが大きな問題点となっていた時期だけに、ガリバーである自動車産業界が室内空気品質(Indoor Air Quality)問題に沈黙していたことが不思議であった。
  私は、当時住宅業界を正しい方向に持っていく事に全力を挙げていたために自動車業界への提言まではしていなかった。しかし、住宅業界でのシックハウス対策が大詰めを迎えて法律改正を行うことが明確になってきた2000年に再度自動車業界をいろんな角度で取材調査を行った。
  もちろん、期待をしていただけに落胆は大きかった。何らの解決案すらないのだから。
やはり、ここは【筆の力】を使うしか刺激を与えることはできないのか?!と迷ったが、あえて私、中野博は「シックハウス」関連の書籍の中に「シックカー」問題についても研究および調査をしてきて判明している事実を少しだけではあるが、書籍で紹介した。
  そう、それが実は大きな影響を今に与えることになった!
その書籍こそが『あなたの周りの空気が危ない!』(宝島社)と『シックハウスよ、さようなら』(TBSブリタニカ@現在阪急コミュニケーション)なのである。
  2冊とも私の書いた本であり、2001年に出版されてる。実は、これこそがシックカー問題を指摘した世界で初めての書籍なのである。


新車が危ない、シックカーの恐怖。今は中古車で。


新車選びで迷っている友人がシックカーについて、もっと詳しく教えて欲しいとの相談があったので、簡単に教えつつ、今は新車購入は控えた方がいいと、アドヴァイスした。
この友人は、8年ほど前から今に至るまで、マンションを買えないでいる。その理由は、私がマンション購入はいけない、まだ買うな!と言うからである。 「なぜ、マンションを買うな!」と中野は強く言うのは、理由を教えろ、と言われていたが、あまり過激な理由を言うと、ビビルかもしれないとの思いで、答えなかった。
しかし、マンションそのものの品質が今後10年以内でどんどんあがるので、やめろと言った程度、友人には、いずれマスコミ各社が騒いでくれるだろうから、そのときは俺に感謝してくれ!と伝えており、彼は本気で私を信じてくれた。
  その後、8年間の間、彼は何度も迷ったそうだが、買わないでいる。さすがにあのマンション耐震偽装事件の騒動があり、マンション価格が大幅に下落した際に、彼は感謝すると同時に、なぜか、『今が買い!』とわけの分からないことを言っていたが、危険だから、よせと金儲けをあきらめさせた。
  やはり、この選択は正しかった。
世の中には、素人には分からないことや見えないことが多い。
今、私が声を大にして問題視している新車の中に眠る危険な化学物質はあなたの身体にも交通事故の引き金にもなる。 シックカーよ、さようなら、の時代が到来するまでにはあと4年はかかるであろう。今は中古車で楽しもう。



新車問題、中野博が世界で初のシックカーの本


  新車問題、シックカー問題につき、私・中野博は長年にわたり研究してきました。関係者や研究者の間では知られていたし、私がこのテーマで本を書くことはかなりの範囲でもれていたけど、やっぱり出版されるまでは、私もこの本については触れてこなかったんだよね。でも、本日から全国主要書店及びネット書店で発売されるので、ぜひ皆さん読んで下さいね!
  みんなの意識が変われば、自動車の室内は健康に安全な空間に生まれ変わります。
まずは、書店や図書館で注文をだしましょう。




シックカー対策は来年の大きなテーマ


シックカー問題、新車に眠る有毒?有害な化学物質についての研究はすでに10年以上も前から世界的に調査・研究が行われていたし、学会レベルではその調査・研究内容も発表はされていた。
  しかし、マスコミや一般ユーザーが問題視することはなかった。それもそのはず、そもそも自動車の室内にこんな危険な化学物質が複合的に使用され、あなたの健康を犯していることなんて、知らせないようにしていたわけだから。極秘取材上、メーカー名も担当者も明らかにできないが、現場レベルでは大問題であったのだ。今回の私の本では、労働現場にいる方々の健康への問題まではあえて指摘しなかったが、自動車・部品業界で働く方もこのシックカー問題についてぜひとも会社の中でカイゼン提案をして欲しいものである。
いずれにせよ、来年は自動車業界あげてシックカー対策に本気で取り組んでいただきたい。



シックカーは新車を売る営業マンの救世主


シックカー問題を私はこの1年間しっかりと説いていこうと思うし、今回の書籍が大きな一石を投じることになると予想しているが、私の友人の自動車ディーラーの友人たちにこの本を出した事を伝えると、
「え!そんな話は聞いたことない、信じられないーー!」
「俺たちの商売はどうなるんだ、営業妨害だ。」
と大騒ぎだった。
しかし、そのお店のトップセールスマンは さすが賢かった。
彼いわく
「本を読まないと、トーク内容は決められないけど、自動車の室内が今の新車、すべてが危険とか危ないこともあると言うのであれば、それはメーカーの次元で私たちでは努力が出来ない問題だよね。でも、中野先生の話を聞く限り、メーカーは対応に向かっているのであれば、今後は『健康で安全な自動車』への買換え需要がとてつもなくあるわけだから、シックカー問題と言うのは、俺たちにとっては『神風(かみかぜ)じゃないかー!』

だと、さすが 何があっても前向きに向かい続けて論理的にも常に勝ち続けているトップセールマンは言うことが違うわい。

まさに、シックカー問題とは新車を売るセールスマンには救世主であろう。
新車は化学物質で汚染されている!―シックカーは怖い


 


新車開発には健康性能を!


新車を開発している某企業の開発・設計の方々と昨日、今日と2日間にわたり、シックカーにならないような自動車開発はどうあるべきか?について、お話をさせていただいた。
みなさん、さすがに車大好き少年の目をしており、純粋にいい車を創りたいという情熱の持ち主であった。
  基本的に、私はこのような少年のような開発者には弱い。ものづくりの現場で、あるいはデザインやプランニングをして、活き活きしている方々を見るのは大好きだし、この手の取材は独特の楽しみがある。

 しかし、私はあえて言わなければいけない理由があったのだ。

 自動車には誰が乗るのですか?
 やはり、自動車には老若男女いろんな健康特性を持った方まで乗り、運転をするんです。しかも子供や赤ちゃんまでも。さらにはペットまで。


 


シックカー問題をアメリカで議論する


アメリカで自動車業界人及び自動車関係のオピニオンリーダらと議論をしているところであるが、
総じて「ウケガいい。」
  なぜならば、新しいテーマが消費者に伝わると言うことで、自動車の買い替え促進のムードが生まれ、まずは中古車業界が活況し、その後自動車の用品店が勢いづき、その後開発競争に拍車がかかれば、自動車業界全体が景気回復するというシナリオだ。
  これは自動車産業界の有名なジャーナリストにも聞いたが、このシックカー問題を私のようなジャーナリストが提唱し、その後多くの自動車業界に影響を与えることには、賛同してくれた。
  問題は日本だ。
自動車工業会としては、本気になってこの対策をするはずであるが。


 

 


 

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