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海外レポート デンマーク編

 デンマーク 
デンマーク編

デンマークの人々は一年で最も美しい季節である”夏”と同じくらい関心をもっているのが環境保全です。デンマークでは公害問題世界中で注目されるようになった1970年代に環境省(1971年)とエネルギー省(1974年)が設立されました。自然と人を取り巻く環境の保護を目的とした環境省とエネルギー省の政策によって、デンマークの環境保全運動は国民の間に広く浸透してきました。1994年には、エネルギー効率と環境保全に対する国民の配慮をよりいっそう高めるために環境省とエネルギー省は統合し、環境・エネルギー省となりました。


近代の建築では自然は“鑑賞”するもの        

デンマークでは1920年以降の便利さの追求において建築やデザインにおいて、自然が人々の生活の接点から消えてしまったといわれています。便利で合理的なものをもとめた20世紀では建築デザインもそのように変化してしまったのです。昔は地域に対応するための住宅でした。そのため、当然自然に関して住宅のつくりは自然を考慮した設計であり、鑑賞するものではなかったのです。

では、自然とはいったいどのようなものになったのか?

「自然は外にあって、景色として見られるもの」とかわってしまったのです。

要するに自然は鑑賞するものになってしまったのです。機能主義的な建築のガイドラインとされ、現代にいたるまで建築設計の基本となってきたのは、1926年にフランスの建築家ル・コルビュジェが発表した『近代建築の5原則』であるといわれています。その5つの原則とは、以下のとおりです。

【近代建築の5原則】

@ 建物の下部に庭を取り込む柱
A コンクリートを使用することで屋上に庭園を造成
B 壁の少ないオープンプラン
C 大きな窓
D 自由な外観デザイン


この5つの原則を読んで皆様はどのように感じられますか?

“別に問題はないんじゃない”と思いましたか?

これらを基本に設計された建築物が、ヨーロッパでは数多く見られます。 この5つの原則は「住居に自然を取り込むこと」とされていますが、どうでしょうか?一見そのように見えますが、ここでの自然とは、住まいの一部分として 「眺める・鑑賞用」が自然なのです。そして自分たちでコントロールする自然です。地域にあった建築様式にすることなどは触れていません。人は大自然とともに生活するということではなく、観察するものとしてしまったのです。



環境に優しい住宅とは

その土地、気候にあった建築で、無駄なエネルギーを使用せず、快適に生活できる空間が一番いいのです。
そしてできることならば、その地域産の材料でできたものが良いのです。 寒い場所なら寒さ対策がなされているもの、温暖な地域であったら風通しがよくつくられているもの、そして輸送エネルギーも削減でき、何よりも建てる家の気候にあった建材を使うのが一番です。

住宅は、住む人の生活の枠組みを提供しますが、建築家やデザイナーが意図して提供するものとは異なる方法で利用されることが多く、このことが、環境に優しい建築を設計した建築家やデザイナーが期待したような環境指標が得られない原因となっているのでしょう。そして、都市再開発を手がける多くの建築家が、技術的な解決だけでは充分でないことを認めています。

結局は、環境によりよくあるための働き掛けは、住む人の習慣とライフスタイルに依存しているのです。地球上の公害を軽減することに焦点を当てて環境への負荷を最小限に抑えるという視点からすると、ガラス張りの空間には大きな疑問が残ります。住宅のエネルギー効率を改善する為に造られた空間であるにもかかわらず、期待されたような効果は得られず、これに反して、暖房のためのエネルギー消費量が増加したという報告さえあります。

確かに、外付けのサンテラスによってアパートはより広くなり、中庭から室内がのぞけないようにもなって住居の質は向上しました。しかしこれは、物理的な空間を改善したというだけです。


   
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